使ってこそ意味がある

『フルメタ BD-BOX』予約したぜ！！

どうも皆さん。dorasho1です。
何とTSRのBD-BOXも発売するので、これは金を溜めないといけませんな。

今日は、またパロディーネタを。
今回は自分の実体験をちょいちょい混ぜながらシリーズ化？したいと思います。
ネタが分からない人はごめんなさいｗ
さて、６月最後の１週間。頑張りましょう！

少年パショーネは、ある大学で『すべらない話』をしていた。
彼の話は人々を笑いに包んでいた。
しかし、彼の話に笑わない人々もいた。
何とかして笑わせたい・・・・！
パショーネは何よりも人々を笑わせたかった。
彼は、人生の苦難のときに必要なものは『笑い』だと考えている。
それは彼自身の経験でもある。
そんな彼は、ある日謎の少女に出合った・・・・・

「もっと笑いの道を極めないとなぁ・・・・」
パショーネは一人、学校帰りの夜道を歩いていた。
と、一人の少女が何やらこちらを睨んでいる。
パッと見はやや美人。パショーネは一瞬お近づきになろうとしたが、無視して通り過ぎようとした。
しかし、通り過ぎる瞬間に魔がさしてしまったのだろう。彼女に話しかけていた。
「どうかしましたか？」
「・・・・・あんた、面白いの？」
な、何だこいつは！？
いきなり何を言い出すかと思ったら、面白いだと？
「あ、あぁ・・・そりゃー面白いさ。何なら今ここで笑わせてやろうか？」
「・・・・・興味ない」
何だこの女！？
興味が無いなら聞いてくるなよ！
「・・・・そうか」
「でも、一応は聞いてあげる」
どっちなんだい！？
「・・・・まぁ、いい。じゃあ話してやろう。これは俺がバスに乗ったときの話だが・・・・」
「やっぱ面白くない」
まだ話してないだろうがー！！
こいつ、完璧に俺のペースを乱しやがる・・・・何者だ？
「あんた、そんなので自分が面白い人だと思っているの？」
「何？」
「世界は大きいの。自分がこの世でどれだけちっぽけな存在なのか考えた事ある？」
急に真面目な事を言い出しやがった。
自分の存在が小さいか？
そんなもの分かっているさ。
俺の話に笑わない奴だっている。
俺は笑いは全ての人には通用しない。
そもそも、全ての人を笑わせる事が出来るのか？
ああそうさ、俺は小さい人間だ。
だが、一人でも多くの人を笑わせたい！
力が欲しい！！
「・・・・・どうやら分かっているみたいね」
「だったら何なんだよ」
「あんたに力をあげてもいいわ」
「力？何の力だ？」
「・・・・・『ワロス』」
「ワ、ワロス？」
「これは契約よ。この力を使って世の中を明るくするのよ」
「世の中を・・・・明るくする・・・・・」
「私の力はあんたを孤独にする。その覚悟があるのなら・・・」
「いいだろう。結ぶぞ！その契約！！」

こうしてパショーネは不思議な力『ワロス』を手に入れた。
如何なる相手にでも笑わせる事が出来る絶対爆笑の力。
パショーネはこのワロスを武器に、世界の腹筋崩壊を決意する。